ゼロ・グラビティ zero gravity (原題はGravity) 日本版のタイトルにはZeroがアタマにつけられています。 真っ暗な空間にぼんやりと浮かんだ美しく青く光る球体。
その星の大気圏外が人生の終着点になるかもしれないという非現実的かつ衝撃的な状況の描写。
そんな状況、選ばれし人にしか味わえない状況ですが、 正直なところ経験したくない!
(いや、経験できるはずない)
地球をバックグラウンドに繰り広げられる地球帰還のために奮闘する 主人公の姿と、
この地球上の自分の部屋でまったりと観ている自分とがあまりに対照的で、寝っ転がって観ているのが申し訳ない気分になりました。
そういったタイプの映画がたまにあります。
テレビ番組だと、箱根駅伝などは、 まさにそんな、正月にlazyモードになっている場合ではないとおもわせる映像ですね。
さて、映画の話に戻りますが、 劇中の浮遊感を視覚体験できるだけでも見応えがあり、
さらに主人公の生への渇望、絶望を妄想した後で、 身の回りの現実を見回すと、
当たり前の日常が奇跡に満ち溢れた世界なんだー、 地球に生まれてよかったー、という気持ちになりました。
gravity (重力、引力、重要性、厳粛さ)という単語は
grave (お墓、厳粛な、重要な、重々しい)と関連があります。
grave は元々の意味が、dig, cave, ditch, trench などの掘るといった単語に関連しています。
engrave とあたまにenがついて動詞になると、 デザインや文字を、刻む、彫る、彫刻する、という意味です。
心に何かを刻み込む、といった際にも engrave unforgettable memories of my journey などという使い方もできます。
地球で生きている限り、 色々あるけれど、 うれしいことも、たいへんなことも 心に刻みつつ、毎日を過ごしたいです
この青く輝く星の上で
