映像がカメラアングル、配色が洗練されていて美しいです。 絵画っぽいシーンが散りばめられています。
サントラは♪ポピピピッポン ポピピピッポン ウッハー ポピピピッポン ポピピピッポン ンガンガ ・・・ カー カーッ♪ って感じで心地よさと気色悪さが最後まで同居し続けるこの奇妙なドラマ世界を、ジワジワジワジワ盛り上げています。 監督は映画『セブン』『ベンジャミン・バトン数奇な人生』で知られる デヴィッド・フィンチャー。
「Where is Jessica Hyde?」 ジェシカ・ハイドはどこだ? ジェシカ・ハイドはどこにおんのや? って無表情で目に生気のないメタボな、 イギリスのパブに行ったらギネス片手にフットボールの中継をボーっと見ていそうな男と、 モッズの残党のようなぴっちりスーツを着たヒョロッとした男二人組が、 ジェシカ・ハイドをさがしているところから始まる。
「ハイドは、ラルクのボーカルでござんす。 元お天気おねえさんの大石恵のハズバンドでっせ(^o^)」 って答えようもんなら、 なんの容赦もなく、やつらはそんなムゴイことも、あんなおぞましいことも、 ガッツンガッツンしてきます。表情変えずに。
チリパウダーでも、七味唐辛子でもなんでもありです。 非情です、冷酷です、
cold blood デス。 えげつない、怖い。
そしてそんな彼ら二人組の行動に、 ネットのコミュニティでつながっている、 少年やおっさんや兄ちゃん、姉ちゃんが巻き込まれていくのです。
陰謀系ドラマです。生物兵器です。 ねじ曲がったユートピア思想でございます。
ディストピアです。
選ばれしものが生き残るためには、 多くの人間の犠牲など、いとわない(-_-)
ジェシカ・ハイドもめっちゃ無表情です。目がずっと見開かれています。
この女優さん(フィオナ・オシャーグネッシー Fiona O’Shaughnessy)の 他の出演作を見ていないので、 演技がうますぎて本当にこんな人なのかと思ってしまうほどでした。
キーパーソンはジェシカ・ハイド。
画集をめぐる冒険。
本国イギリスでは、暴力描写に対して視聴者から数十件の抗議があったとのこと。 納得です。当然です。
子供たちにはあんまり見てほしくないです、正直。
結局、 シリーズ3が期待されていたにも関わらず、 シリーズ2で放送終了。
このドラマを見ていた時期は、続きが楽しみでしたね。 見終えた時は もう終わってしまうのかー、という気持ちと、 ついに終わってくれたかー といういう気持ちが入り混じった、妙な気分でした。
人間が絶対的な正義感や、信念をもってしまうと、もう誰にも止められないです。
それでもそれを止めようとする信念をもった人間たちも現れます。
誰かにとって居心地のいい世界は、 他の誰かにとっては、居心地のわるい世界であったりもする。
あまり大きな声でおススメできるタイプのドラマではないですが、 なんかじわーっと心のどっかに感染してしまうようなドラマです。 weird …

